【呉市】宮原浄水場の赤い屋根の建物は歴史のある場所でした。丘の上からチラ見できます。
国立呉病院の背後の丘にある宮原浄水場は、明治23年に呉鎮守府の軍用水道の配水池として作られました。近代水道としては、横浜、函館につぐ3番目に給水を開始した歴史のある水道で、呉市においては、二河水源地とこの宮原浄水場の2ヶ所が、日本近代水道百選に選ばれています。
この浄水場にある赤レンガ造り建屋は、地下約6mまで掘り下げた位置から石を積み上げた上屋式になっており、配水池の容量は、8,000立方メートルもあります。平成25年3月に新しい配水池が完成するまでの123年もの間稼働していました。
見学はできませんが、丘の上からフェリー乗り場が一望できる景色も楽しめます。
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