【呉市】海上自衛隊の練習艦が遠洋練習航海へと呉から出港しました。
2020年6月9日（火）海上自衛隊の2020年度遠洋練習航海部隊（指揮官：海将補 八木浩二）の練習艦「かしま」と「しまゆき」が呉を出港していきました。
今年3月、江田島市の「海上自衛隊幹部候補生学校」を卒業した、幹部の卵の155名は、これから7月22日（水）までの44日間、いろんな訓練等を通じて、船乗りとしての必要な知識・技能を習得していくそうです。
この遠洋練習航海は、1957年以降、毎年を実施しているそうで、今回で64回目だそうです。
例年は世界一周など海外を航海しますが、新型コロナウイルス感染症の影響で上陸はせず補給のため、シンガポールのみ寄港するそうです。
それでも総航程は、約19,000km。日本の国土の長さ（約3,000km）の6倍以上という長い航海は、帰港後の職務に役立つ、貴重な体験になることでしょう。
皆さん、元気で頑張って無事帰って来てほしいですね。
