【安芸郡熊野町】善人がゆすると動くと伝えられている『ゆるぎ岩』!あなたには動かせるでしょうか。
熊野の筆工房から北に少し行った所に、長さ約150cm高さ約210cmの大岩が絶妙なバランスで重なっている『ゆるぎ岩』があります。
『ゆるぎ岩』から10mほど上ったところには、その昔「1865年、水木嘉右衛門という人が、長い間眼病で苦しんでいましたが、ゆるぎ観音の傍に湧き出る霊泉で、3日3晩、目を洗いながら必死で祈願したところ、全快した。」とのことから建てられた『ゆるぎ観音』もあります。
また、傷の癒えた水木嘉右衛門の発願で、四国の33観音にならい、1868年から年に一体ずつを目標に刻まれ、作りすぎたのか、番外の3体を加え36体の「磨崖仏」が観音堂の周りにあります。
平成30年7月の豪雨により遊歩道が寸断される等の大規模な被害を受けました。
地元ボランティアが懸命に作業するものの、復旧の見込みが立たないような状況でしたが、熊野町は令和元年度から3年計画で広島県の「ひろしま森づくり事業」を活用した遊歩道や里山の整備に取り組むこととなったそうです。
ゆるぎ岩を押してみてください。動くでしょうか?善人なら動くはず。一度お試しあれ♪
ゆるぎ観音(ゆるぎ岩)はこちら↓